San Pedro de Pinatar(サン・ペドロ・デ・ピナタール)その2
今回はSALAZONES DIEGOでみつけた珍しいからすみをご紹介します。
からすみは「ボラの卵を塩漬けして乾燥させたもの」と誤解している方が多いのですが、正しくはボラと限ったものではなく、ボラのカラスミはその一つに過ぎないのです。
またスペインにもカラスミがあるんだ、へえ~、と言われるかたも多いのですが、スペインにも、という言い方は本当はスペインに対して失礼なのです。
何故ならカラスミは元々地中海沿岸で作られていたものが中国を経由して日本に伝わったものであり、我々日本が後発、彼らが本家本元なのです。
当店のWEBサイトにもその辺の歴史が少し書いてありますので是非ご参照ください。
http://www.marcomarjapon.com/spain.html
ではまずはじめに、こちら。
右側がカツオのカラスミです。左がどうやらスズキのカラスミのようです。
味はとても濃いです。
次はこちらです。
オオニベって何?という方はこちらをご参照ください。
↓ ↓ ↓ ↓
http://www.zukan-bouz.com/suzuki2/nibe/oonibe.html
味はご想像にお任せします。
そして当店ですでに販売を開始しております、サバのカラスミです
当店では真空パックで売っておりますが、現地ではこういう感じでパック無しの状態で量り売りです。(写真右のパックに入っているものがサバのカラスミです)
打ち合わせ時は真空パックにしてもサバのからすみは、端がとがっていて真空漏れするからやめた方がよい、とDIEGO側に言われましたが、そんなことはない!と実験し問題なかったので真空パック商品として当店で取扱いを始めました。
こういう風に真空パックにしてもらいました。
サバのカラスミはたまらないおいしさです。
一度マルシェで試食販売しましたが、あっという間に完売でした。
今回は限定数量での入荷でしたので既に残り数パックとなっております。
おそらく今週末のマルシェで終了となります。
次回の入荷は未定ですので、気になる方は是非今週末のマルシェにお越しくださいませ。
もしくはメールでご注文ももちろん承ります!
次回は「缶詰いろいろ」です。